笑顔の交流

日の丸の旗を振り続けて半世紀 言葉の壁を乗り越えて、人類の幸福には感謝の「ありがとう」が万国共通の心の絆

1964年の東京オリンピックから52年間、夏季オリンピック14大会と長野冬季オリンピック大会へ、羽織袴に金色のハットというオリジナルのスタイルで応援参加してきた。
半世紀に渡り、毎回ぶっつけ本番でオリンピック応援をしてきた経験から、ちょっとしたことで人を動かすことができる応援の力、言葉が出来なくても笑顔があれば世界中の人々と心を通い合わすことができることなど、潜在的な人類の魅力を知った。
それらの発見を通して、私のオリンピック応援は、単なるオリンピック好きの趣味的観戦でもなく、また、日本選手団の勝利を目的とするだけの応援ではなく、4年に一度世界中の人が集まるオリンピックで「笑顔の交流」をし、応援を通じて互いを認め合い尊重することで世界中の「平和と友好」を訴えていくことが使命となり、その使命を続けていくうちに気が付いたら半世紀になっていた。
私は今年(2016年)で90歳を迎え、この世であと何年この使命を続けられるかわからないが、世界中の人々が笑顔で交流し合い、世界が平和になることを心から願っている。

国際オリンピック応援団長 山田直稔

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